今回は藤田聡さん著書の『眠れなくなるほど面白いたんぱく質の話』を紹介します。
本書では意外と知られていないたんぱく質の基本知識や美容や健康、ダイエットに役立つ知識が科学的観点から詳しく解説されています。
重要なポイントがマーカーで引かれており
図解で詳しく解説されているので、とても分かりやすかったです。
ダイエットに役立つ内容の中から特にグッときた内容を3つ解説させていただきたいと思います!
要約
『基礎代謝』を上げる
基礎代謝とは
人が生命を維持するために必要となるエネルギーで、何もしなくても勝手に消費されるカロリーの事です。基礎代謝を上げることができれば、無理な運動をしなくても、勝手に消費されるカロリーが増えるので痩せやすく、太りにくい身体を作ることができます。
筋肉22%、脳20% 肝臓21% 腎臓8% 心臓9% その他20%
基礎代謝は年齢を重ねるごとに減少します。
肝臓や脳は鍛えることはできないので、筋肉量を増やして基礎代謝を上げなければなりません。ここで重要となるのが、たんぱく質です。
筋肉は80%がたんぱく質でできています。たんぱく質が不足してしまうと筋肉量が減少してしまい、基礎代謝が下がってしまいます。
ダイエットの際は、毎日の食事にたんぱく質を取り入れることを意識しましょう。
『たんぱく質』のメリット
たんぱく質には体内で食欲を抑えるホルモンの生成を促すはたらきがあります。なので、食事でたんぱく質が不足してしまうと食欲が乱れてしまい、食べ過ぎてしまう原因となってしまいます。
たんぱく質を摂取することで、食欲が落ち着いて摂取カロリーを下げることができます。
また、糖質や脂質と違い、たんぱく質は脂肪に変わりにくいというメリットがあります。
一部は脂肪に変換されるものの、ほとんどがエネルギーに消費されるか、余った分は尿中に排出されるという性質があるため、脂肪として蓄積されにくくなります。
たんぱく質の『必要量』
一日のたんぱく質の推奨量は一般的な運動量の18歳以上の男性で60g、女性で50グラムとなっています。※身体活動レベルによって変動します。
この際、たんぱく質は一度に摂取すると吸収しきれず、排出されてしまいますので食品の成分表を確認し、毎食20~30gを目安にして3回程度に分けて摂取しましょう。
卵、豆腐、牛乳=約6g
肉類・魚類(手のひら一枚分)=約20g
納豆=約7g
まとめ
これまでダイエットといえば『食事制限』というイメージでしたが、極端に制限することで逆に太りやすい体質になるとは驚きでした。
『何を食べないか』より『何を食べるか』ということはとても重要です。太りたくない方、痩せたい方はダイエットの最強のパートナーである『たんぱく質』について学ぶことが理想のボディになる近道となるはずです!
以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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